​9月の挨拶

 

9月のタイトル〖修行〗

唐突ではありますが、最近はテレビで毎日のように日本と海外の問題について取り上げています。

私事ではありますが、私自身もありがたいことに海外の方と知り合うことが多くなってきました。

やはり日本に来る海外の方は日本の文化に興味を持っている方が多く、華道や茶道、舞踊などについて日本の人以上に詳しかったりもします。

そういった話をすると芸を磨くための修行、この修行の種類が多いのも日本の文化なのかもしれません。

さて仏教では修行という言葉は馴染み深いものです。今回は数ある修行方法の1つを紹介させていただきます。

『法師功徳品』に説かれている、「五種法師」という修行です。

「五種法師」とは、5つの修行=受持・読・誦・解説・書写のことを言います。

この5つを簡単に説明しますと、

受持とは、受けた持つ、持続性のある信仰を持つこと、という意味であります。

具体的にはお題目を身体に聴かせ、口で唱え、心で念じることです。

これが最も大事な修行なのです。

読・誦とは、お経を見て読む、又は覚えて読むことです。

私たち日蓮宗の僧侶はお経を唱えるとき、一文字一文字に仏様のお言葉、

魂が宿っているものだと思って丁寧に唱えます。

これを「一一文文是真仏」といいます。

解説(げせつ)とは、法華経を説くことです。

法華経を説くのはもの凄く​大変なことではありますが、1番大切なのは法華経を読み、自分自身が思ったことを伝えることなのです。

書写とは、法華経を書く、写経することです。

写経と聞くと般若心経が有名ですが、実は古から写経に1番用いられたお経は

法華経らしいです。

当山では写経を行っていますので興味がある方は是非ご参加ください。

以上が「五種法師」の修行方法となります。

この修行により私たちの人の感覚器官である、眼・耳・鼻・舌・身の五根から発生する欲望を断ち切って清らかな清らかな心を持つことが出来ます。

必ずしも5つ全てを行わなくともよろしいかと思います。

受持・読・誦・解説・書写のどれをとっても同じ功徳があるものです。

ですのでご自身が興味のあるものから始められるのがよろしいかと思います。

それではこれで月の挨拶とさせて頂きます。

 

 

合掌